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2023/07/01 19:15

コーヒー豆の精製方法を紹介します。


1.ウォッシュド(水洗法)

ウォッシュド精製は、コーヒーチェリーから豆を取り出す最も一般的な方法です。
まず、コーヒーチェリーを水で洗い、果肉を取り除きます。
その後、豆を発酵させ、さらに水で洗浄して不純物を除去します。
最終的に、乾燥させてコーヒー豆を得ます。
この方法は、明るい風味のすっきりとした味わいのコーヒーを生み出すことが多いです。



2.ナチュラル(天日乾燥法)

ナチュラル精製は、コーヒーチェリーを太陽の下で乾燥させる方法です。
チェリーが完全に乾燥すると、内部の豆が取り出されます。
この方法は、果実の自然な甘みやフルーティーな風味をコーヒーに与えます。



3.パルプドナチュラル(ハニープロセス法):
 
パルプドナチュラル精製では、一部の果肉を残したまま豆を乾燥させます。
この果肉の残りが、コーヒーに特有の甘みや風味をもたらします。
ハニープロセス法には、
レッドハニー(果肉の多い)、
イエローハニー(果肉の少ない)、
ブラックハニー(果肉のほとんど残さない)
などのバリエーションがあります。
概ねウォッシュドとナチュラルの中間的な風味になります。



4.その他の特別な精選方法

地域や伝統に応じてさまざまな手法を組み合わせることもあります。
例えばインドネシアのスマトラ式(ウェットハル)が有名です。
こちらはスマトラ式独特の風味が味わえます。世界中で人気のある精選方法です。



今後の記事でそれぞれの精選方法について詳しく書いていく予定です。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます!